日本中央税理士法人/株式会社日本中央研修会
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Vol.1

会社から、オーナーへ還元!!


1.今がチャンス

新聞には、連日、上場企業の清算や更生法の適用などが記載されています。現在の悪化した経済状況や産業構造の転換期では、オーナーも今までとは違った考え方で、経営を行っていく必要があります。

銀行からの借入金の利子が低いため、何とかやっていけるが、少しでも、利子が上昇すれば、すぐにでも、経営を圧迫し、清算ということを考えなければならない中小企業も多いことでしょう。今まで、生活の全てを会社に注いできたのに、清算に踏み切れば従業員の退職金、負債の返済、法人税の課税等で、経営者の手元には、現金が殆ど残らなくなってしまうのが現実です。

そこで、まだ、余力のあるときに、会社分割を活用し、少しでも、経営者個人に会社の財産を移転できるように準備しておかなければなりません。

2.会社分割の利用

会社分割といっても、難しいものではありません。単純に、現在の会社を2つに分割するだけです。ある一定の要件を満たせば、法人税も所得税も課税されません。オーナーがチェンジすることもありません。基本的な方針は、以下のようになります。

会社分割の利用
  1. 会社が保有する不動産を会社Aに残す。
  2. 従業員、事業等は、全て分割したB社に移す。
  3. 不動産のうちB社が必要なもの(工場や本店等)は、A社が貸し付ける。
  4. B社は、後継者に引き継がせる。

今まで、B社の営業赤字をA社の不動産収入の黒字で填補していたものを、会社分割を通じて、赤字事業と黒字事業を明確化することになります。不動産は、収益を生むものです。うまく活用すれば、将来のオーナーの生活資金に充てることが出来るのです。但し、上記のスキームを活用するときには、法人税や所得税が課税されないようにするため、専門家との相談の上、実行して下さい。